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第148期マツダ株主総会 [車]

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マツダ株主総会に行ってきました。
(訪問日:2014年6月24日)


昨年は行けなかったので、2年ぶりのマツダ本社です。


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ロビーにはロードスター25周年限定車(左ハンドル仕様)


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そしてアテンザSKYACTIVE-D RACING。


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会場の本社講堂へ向かいます。


今期は、円安傾向とSKYACTIVE搭載車の売れ行きの好調に支えられて営業利益が過去最高の1821億円となりました。

そのせいか、本社講堂に集結した株主も心なしか穏やかな雰囲気。
日本経済新聞の記事によると、この日の出席者は386名。


冒頭に小飼雅道社長より、当期純利益が過去最高の1357億円となり4年ぶりに1株当たり1円の配当を今株主総会に諮ることが発表されました。
(注:第1号議案、その後可決)

また、2015年3月期にも1株当たり2円の配当を予定していると発表されました。


続いて株主との質疑応答。
(注:発言の順序は時系列ではありません。)


好調を支えているクリーンディーゼルについて、今後の展望を問う質問がありました。


株主「ディーゼル車とガソリン車の生産比率について将来の展望は?」

丸本明・副社長・米州事業・企画領域統括
「ディーゼル車は欧州では40%超の極めて高い比率を持っている。マツダも新しい1.5Lディーゼル導入を糧にそれ以上の比率に持って行きたいと考えている。日本市場ではCX-5投入前は1%未満だったが、CX-5、アテンザでは7割がディーゼルを選択している。高いディーゼル比率を維持できればと考えている。その他市場でもディーゼルを導入していく。」


株主「アメリカでのディーゼル車の販売計画は?どのように進めるのか。」

毛籠(もろ)勝弘・営業領域総括、グローバルマーケティング・カスタマーサービス・販売革新担当
「スカイアクティブの中でもクリーンディーゼルは傑出したユニークな技術と認識している。近い将来、その技術を北米に導入したいと考えている。レース活動によってクリーンディーゼルの知名度、耐久性などを証明していきたい。環境性能とパフォーマンスを両立した技術として、米国に販売していきたい。」


株主「国内でもディーゼル車の知名度が低い。広告宣伝活動はどうなっているか。」

稲本信秀・中国事業・国内営業・第一法人販売統括、マツダ(中国)企業管理有限公司董事長
「マツダのクリーンディーゼル車のシェアは60%に至る。現在もディーゼルに注力した広告宣伝をしているが今後の広告宣伝の在り方を考えたい。」


株主「小型ディーゼルの完成度について。」

人見光夫・技術研究所・パワートレイン開発・電気駆動システム開発担当
「初めて導入した2.2Lディーゼルでは充分な品質検討をおこない、今まで問題は起こっていない。それを手本に小型ディーゼルに機能を再現するようにした。ほぼ完成に近いものになったと思っている。」


自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)にマツダが参画することについて質問がありました。


株主「自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)について、参加することでマツダの優位性が下がることはないのか。」

人見氏「国外では他社もディーゼル車を開発・商品化している。我々の有利なところ(技術)を出そうとは思っていない。(参加の)意義は(各社が)協調すべき基礎的な領域で日本全体のために大学に協力を得て研究したら良いところがたくさんあり、その辺を大学の方にやっていただく。産官学で盛り上げて学生に内燃機関の方に目を向けてもらうと言う面でも効果があると期待している。」


ブランド価値と宣伝広告について質問がありました。


株主「スカイアクティブ搭載車の売れ行きをどのように捉えているか。」

毛籠氏「2年前からCX-5を皮切りにグローバルに販売しているが、期待以上にヒットした。アテンザ、アクセラも計画以上に販売が伸びつつある。特に上級グレードの販売比率が上がっておりブランド価値が顧客に理解され愛顧されているものと捉えている。これからも安定成長に向かって取り組んでいく。」


株主「マツダブランドは国内外で確立したと思うか。」

毛籠氏「主要10カ国に対してブランド(浸透)の進捗を測るモニタをおこなっている。全般的には前向きに進んでいるが、我々のゴールとすべきところへはまだまだ距離があると、引き続き取り組みをしっかりしていかなければならないと考えている。」


株主「宣伝広告の強化とは具体的にどんなものか。」

稲本氏「車そのものとマツダという企業を顧客に訴求して、少しでも我々の企業姿勢や車に共感されるよう努力している。」

毛籠氏「以前、価格に頼って販売していたものから、ブランド価値を中心にした売り方の変革をグローバルに進めている。これは販売現場で顧客にきちんと商品の良さ、ブランドの考え方を伝えるという取り組みを通じて一台当たりの売り上げと販売台数の両方を成長させていくという考え方。まだ緒に就いたばかりだが期待に添う様に取り組んで行く。」


株主「株主総会の冒頭で流した映像のようなCMを作れないか。」

山内孝・会長「鋭意努めていく。」


不具合が多発しているマツダコネクトについて質問がありました。


株主「マツダコネクトについて。ナビ精度が他社より劣っていると言われている。バージョンアップにより他社並みの性能となる目処は立っているか。」

稲本氏「恥ずかしながら顧客に満足頂けない事態を作り出してしまった。改善に務め5月中旬にサービスキャンペーンのキックオフをおこなった。この時点でかなりの改善を果たせたと思っている。引き続き改善に務め全ての顧客(の要望)に誠実に対応していく。」


フィアットとの協業について質問がありました。


株主「フィアットとの協業について。マツダはどの様なイニシアチブを持っているのか。」

丸本氏「デザイン、パワートレイン開発はフィアット。プラットフォーム(開発)、(車両)生産はマツダが担当する。」


国内のモータースポーツ活動について質問がありました。


株主「国内レースへの取り組みについて。」

毛籠氏 ロードスターを中心に草の根レースを楽しんでいる方がたくさんいる。それを側面からサポートしていきたい。それ以外のレース活動については将来の課題としたい。」


株主「MAZDA SPEEDブランドの活用について。」
毛籠氏「MAZDA SPEEDブランドのパーツは根強い人気がある。現在は品数が限られているが、将来この辺りの取り組みも検討したい。」


従業員の待遇について質問がありました。


株主「春闘について。定期昇給が1100円。日産は3000円満額、三菱は2000円の回答が出ている。」

黒沢幸治・第三法人販売・人事・秘書・総務・法務統括、グローバル監査・安全・病院担当
「今年の春闘について、組合要求は3000円のベースアップだったが経営状況を鑑み交渉した結果、ベア1100円となった。これと別に年間6000円の自己啓発手当を支給する形で交渉が決着した。賞与についても組合の要求に対し満額回答出来ない状態が推移していたが本年度は5.3ヶ月の要求に対し満額を回答した。これは小飼社長の決断である。」

小飼氏「株主への復配を最重要課題の一つとして取り組んできた。極めて小額だが復配にこぎ着けることが出来た。もう一つ極めて重要な課題として、苦しい時期を一緒に頑張ってきた従業員への報い。これについても組合と話し合いしながら、当社の財務状況に合った最大の回答をした。もちろん他社水準にはまだまだ届かないレベルだが、これを早く引き上げて従業員に報いたい。」


今期に発生した為替差損について質問がありました。


株主「為替差損397億円はどうして出たか。売上高比率で1.93%だが、ホンダは0.71%、富士重工業は0.68%、為替差益を含むと0.24%だ。なぜこれだけの差が出てきたのか。」

原田裕司・第二法人販売・財務統括、CSR・環境・グローバル広報担当
「他社の為替対策に付いては不明だが、他社の方が財務体力があるので為替予約の比率が少ないのではないか。一定のルールで為替予約することでリスクの最小化を図っている。今回の為替差損は昨年秋以降急速に進んだ円高の修正が要因。一方営業利益も大きく相殺効果が働いている。現状の為替相場で推移すれば149期は為替差損がほとんど発生しないと見込んでいる。」


今年8月に予定されている株式の統合について質問がありました。


株主「株式の統合について。」

原田氏「売買単位を1000株から100株に変更する。併せて株式の統合で5株を1株に変える。結果的に投資単位は1/2になり個人株主にも投資しやすくなる。これは東京証券取引所の意向に添うものである。株主にとっての会社の価値が変わるものではない。」

山内氏「1000株は200株になる。売買単位は100株に変えるので、1株500円であれば50万円の投資金額だったが、今後は25万円の投資金額で売買でき、より株を購入しやすくなる。」


今期で退任する山内会長について。


株主「山内会長は当社史上最悪の危機的状況から立て直した功績は多大。今期で退任される山内氏を名誉相談役にしてはどうか。」(会場拍手)

山内氏「6年間厳しい時期だったがマツダグループ全員が力を一つにし、また株主他多くのステークホルダー(利害関係者)の支援によって今日があると考えている。」
(注:山内氏は退任後、相談役に就任することが決定しています。)




今年は黒字と4年ぶりの復配を決めたこともあり、終始なごやかな雰囲気のまま総会を終えました。




総会の後はマツダミュージアムと工場見学です。


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ちょうど昼時なので軽食が出されます。


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製造工程を紹介する展示がRX-8からCX-5に変わっていました。
RX-8乗りとしてはちょっと残念。


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見学終了時に記念品が渡されました。
赤字の時はこんなの無かったので、ちょっとは余裕が出て来たのでしょうか。


おまけ。

広島駅ではっさく大福を買おうとしたら…


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火曜日は製造元が定休日だって。
お土産買う人は気をつけましょう。














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たど

> HIRO さん
nice!ありがとうございます。
by たど (2014-06-25 22:06) 

たど

> Axelantis さん
nice!ありがとうございます。

by たど (2014-10-13 22:43) 

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